食生活が乱れると頭皮がかゆくなる不思議

頭皮のかゆみには、食生活の影響も無視できません。特に、油物、唐辛子、わさびなどの刺激の強い味を好む人は、頭皮のかゆみを感じやすくなるといわれています。

 

頭皮のかゆみの予防と改善を目指すには、まず脂っこい食事は止めるようにします。脂分の多い食事は、脂漏性体質を招きやすくなります。まさに、フケやかゆみの原因となるのです。仕事の多忙などで外食が続く場合は、脂分をどうしても多く摂取してしまうので、なるべく和食などにしましょう。

 

また、辛い味やしょっぱい料理も、頭皮がかゆくなりやすいので、食べすぎには注意しましょう。尚、アルコールは飲みすぎないで適量にして、喫煙も控えるのが最適です。

 

頭皮のかゆみを避けるには、規則正しい生活が大切です。朝、昼、晩と毎日3回バランスの取れた食事をし、豚肉、マグロ、レバー、豆類などのビタミンB群や、人参、かぼちゃ、ほうれん草などビタミンAのもとになるカロチンをたっぷり含んだ食材を、積極的にバランスよく食べるようにします。

 

特にビタミンB6は、毛髪の健康のために重要な栄養素で、レバー、キャベツ、バナナ、納豆などがたくさん含んでいます。

 

尚、バランスの取れた食事はもちろんですが、皮膚の新陳代謝が一番活発になる午後10時から午前2時の間は、きちんと眠っていることが大切です。